夏の体調不良予防に食べたい食べ物とその栄養の効果〜野菜編〜

夏バテや熱中症、紫外線によるダメージ・・・夏には特有の体調不良があります。

休日に体調不良になってしまうと海やBBQなど夏の楽しいイベントも楽しめなくなってしまいます。

そうならないためにも夏の体調不良の予防は重要です。

夏の体調不良を予防するために食べたい食べ物、その中でも野菜について紹介したいと思います。

トマトが赤くなると医者は青くなる?

真っ赤に熟れてみずみずしいトマトは夏が旬の野菜の代表する食べ物です。

むかしからヨーロッパではトマトが赤くなると医者が青くなると言わるぐらい栄養素が豊富な食べ物です。

夏の体調不良の予防に効果的な多くの栄養素を含んでします。

トマトにはクエン酸がふくまれ胃液の分泌を促進し、食欲を増進します。

夏バテの原因の一つの食欲不振を予防することができます。

クエン酸には疲労物質の乳酸を除去する効果もあり、疲労回復に効果的です。

疲労は熱中症を引き起こしやすくなるため回復力を高めることが大切です。

トマトの赤い色素成分のリコピンは強い抗酸化作用があると言われています。

また、紫外線のダメージから肌を保護する効果もあるため、夏の強い紫外線による肌のダメージを防いでくれる効果もあります。

ピーマンのビタミンCはレモン並!

大きめのピーマンにはレモン1つ分に相当するほどのビタミンCが含まれる食べ物です。

ビタミンCには紫外線によってできるシミやくすみを予防・改善する効果があると言われています。

ビタミンCは加熱により損傷しやすい栄養素ですが、ピーマンに含まれるビタミンCは加熱しても損傷しにくいため炒め物などの加熱調理で食べられるものうれしいです。

また、ピーマンの色素には抗酸化作用があり発がん防止の作用が期待されます。

香り成分には血栓を予防し血液をサラサラにする効果もあります。

夏の体調不良以外にも効果があるのはうれしいですね。

きゅうりで体を冷やして水分補給

きゅうりは約95%が水分で体を冷やす作用があると言われている食べ物です。

からだの体温調整を助け、水分の補給もできるので暑い夏の熱中症の予防になります。

カリウムを多く含んでいるのでむくみの解消や高血圧の予防にも役立ちます。

オクラの粘り成分で胃の保護と整腸を

オクラの粘りは食物繊維のペクチンの働きによるものです。

ペクチンは粘りの成分で胃を保護してくれます。

また、整腸作用もあるため冷たいもののとりすぎなどで不調になりやすい夏の胃腸を助けてくれます。

ただし、水溶性のため茹で時間に気を付ける必要があります。

短時間でさっとゆでて有効成分を逃さないようにしましょう。

栄養が豊富で「王様の野菜」と呼ばれるモロヘイヤ

滋養強壮に富んだ野菜で王族以外は食用を禁じられる食べ物でした。

そのため「王様の野菜」と呼ばれるほど栄養を豊富に含んでいます。

オクラ同様にねばねば成分が豊富で夏の疲れやすい胃腸を助けてくれます。

カルシウムの含有量もトップクラスです。

夏は発汗によりカルシウムが不足しがちになりますのでしっかり補給できます。

ナスで体をひやして、のぼせや高血圧の予防を

ナスは体を冷やす効果があると言われている食べ物なので夏バテにはぴったりです。

油をよく吸収する性質があるので夏バテで食欲減衰気味の時に効果的です。

ナスの皮にはナスニンやフラボノイドが含まれ動脈硬化防止や抗がん作用があると言われています。

ナスニンは水溶性のため油で調理するなどして流出しないようにして摂取しましょう。

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