脂肪肝は肝臓に脂肪がたまった状態です。
過食やアルコールの摂取などの生活習慣によって肝臓に脂肪がたまってしまいます。
肝臓にたまった脂肪の排出や肝臓の機能の回復にはタウリンが有効です。
脂肪肝の改善に効果的な食べ物で夏に旬を迎えるものを紹介します。
夏牡蠣とも言われ夏が旬の岩牡蠣
海のミルクと言われる牡蠣は豊富な栄養を含んでいます。
その中に脂肪肝に有効なタウリンも豊富に含んでいます。
しかし、牡蠣と言えば冬が旬の食べ物と思っている人は多いと思います。
Rのつかない月(5~8月)には食べてはいけないと言われるので夏に食べるイメージはないかもしれません。
これは真牡蠣と言う種類に関してです。
真牡蠣は夏が産卵期のため栄養は産卵のほうに行ってしまいます。
そのため夏の真牡蠣は身が痩せて美味しくないです。
岩牡蠣も夏が産卵期ですが真牡蠣のように一度に産卵しないため夏でも味が落ちません。
夏に産卵を控え栄養を蓄えている岩牡蠣は夏牡蠣と呼ばれおいしく食べることができます。
岩牡蠣は真牡蠣に比べて大きくて食べごたえがあっておいしいです。
レモンをかけて生で食べるのがおすすめです。
生で食べるのに抵抗がある人は網で焼いて食べるのもおすすめです。
夏だしBBQで牡蠣を食べるのはいかがでしょうか
旬の刺身は鯛以上ともいわれるアジ
スーパーでもよく見かける魚のアジの旬は夏です。
小さい魚なので釣りの入門魚としても親しまれています。
旨み成分が多くおいしいのですが、身にクセがないのが特徴です。
昔は刺身で食べることのできる人は少なかったのですが、
その刺身は鯛よりおいしいと言われていたそうです。
小さい魚ですがタウリンを多く含んでいるため脂肪肝にはお勧めです。
一夜干しにしたものを焼いて食べるとおいしいです。
また、南蛮漬けも暑い夏にはさっぱりしてちょうど良いです。
スルメイカの別名は夏イカ
別名夏イカと言われるスルメイカは夏に旬を迎えます。
スルメイカは日本では昔から親しまれてきた食材の一つです。
どんな食べ方でもおいしく食べることができる上に値段も安いため、庶民には欠かせない夏の食べ物です。
そんな庶民の食べ物のスルメイカに脂肪肝に有効なタウリンが含まれているというのはありがたいです。
スルメイカは「目が綺麗な黒」「表皮の色がはっきり残っている」ことなどに注目して選ぶとよいでしょう。
調理の際は火を通しすぎると固くなってしまうので注意が必要です。
新鮮なものは刺身で食べることもできます。
醤油とみりんで甘辛く味付けして焼いて食べてもおいしいです。
イカの煮つけもおいしいですよね。
煮つけの際はワタも加えて煮るとコクを倍増することができます。
実はワタにもタウリンが含まれているので是非一緒に食べるようにしましょう。
姿イセエビ 味クルマエビ
日本人はエビが好きな人が多いです。
そんなエビの中で最もおいしいと言われているのがクルマエビです。
そのおいしさは姿イセエビ 味クルマエビと言われるほどです。
このクルマエビにもタウリンが多く含まれています。
ただし、クルマエビはとても高いのでなかなか手が出ないかもしれません。
ブラックタイガーもクルマエビ科のエビの一種です。
こちらはクルマエビに比べて安価なので手に入りやすいかもしれません。
もちろん脂肪肝に有効なタウリンも多く含んでいます。
夏が旬ではありませんが芝エビやバナメイエビにもタウリンは多く含まれています。
多くは養殖なので季節はあまり関係ないかもしれませんが・・・
クルマエビの塩焼きや酒蒸しはとてもおいしいですよね。
ブラックタイガーでしたらエビチリにして食べてもおいしいです。
健康メモまとめ
脂肪肝に有効なタウリンを多く含む食べ物は海産物に多いです。
タウリンを多く含む夏が旬の食べ物を食べると美味しい上に脂肪肝の改善も期待できそうです。
タウリンの脂肪肝への効果はこちらの記事をご覧ください