MERS感染症を日本で流行させないように注意することは

韓国で感染症のMERSの感染が拡大しています。WHOは韓国のMERSに対して緊急事態宣言は出しませんでしたが、各国が流行の発生に対して備えることは重要であるとしています。日本も中東や韓国からの帰国者に対する検疫を強化しているようです。水際でウイルスの侵入を食い止めることができれば良いのですが、100%止めれる保証はありません。感染症を流行させないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。

感染経路を知ることが大切です。

ウイルスには感染する経路があります。MERSの感染経路は飛沫、接触と言われています。飛沫感染は咳やくしゃみの際に排出される体液を介してウイルスに感染します。接触感染は咳やくしゃみといった飛沫した体液が付着した部分を触ることによってウイルスに感染します。

感染拡大による流行を防ぐためには感染経路である飛沫物を飛ばさないようにマスクをしたり、ウイルスに接触した手を洗うなどの対策が流行を拡大させないために重要です。

そもそもMERSのような感染症に限らず咳やくしゃみがひどい時はマスクをするのがエチケットだと思います

仮にマスクをしていなくても手で押さえるなどして体液を飛び散らないようにするのもエチケットで各個人の気持ちの問題だと思います。流行の拡大を防ぐには各個人が感染経路について理解して感染経路をまき散らさないようにすることが大切と言えます。

ウイルスに負けない健康状態でいることが大切です。

体が健康であればウイルスが侵入しても対処できます。疲れている時や睡眠不足などで体力が落ちている時などはウイルスに感染しやすくなるので注意が必要です。

好き好んで体力を落としたい人はあまりいないと思います。少しの無理なら何とかなると思っていても疲れは知らない間にたまっていて、体力も気づけば落ちていたりします。あまり無理せずしっかり休息して体力を十分な状態に保っていることがウイルスに負けないためには大切です。

感染が疑われたら直接医療機関には行かない。

韓国でMERSが流行したのはドクターショッピングと言う習慣が原因の一つと言われています。

体調不良により病院に行っても自分が納得できる診断が出なかった場合に別の医療機関を何か所も受診する習慣があるそうです。

複数の医師に診てもらうのでセカンドオピニオンと勘違いしてしまいがちですが、セカンドオピニオンとドクターショッピングは違います。

セカンドオピニオンはすでに症状による診断結果が確定していてそれに対する治療法を複数の医師の意見を聞いて決定するものです。ドクターショッピングは症状による診断結果が確定していない状態で複数の医師に診断してもらうことです。

医療機関には病気で体力が落ちた人がたくさんいます。

MERSのような感染症はすでに病気の人は免疫力が低下しているため感染しやすくなってしまいます。

また、体の抵抗力も低下しているため感染した場合重篤化する恐れがあります。

症状が治らなかったり納得がいかない時は別の医療機関に行きたくなる気持ちもあるかもしれませんが、ウイルスをまき散らす結果となってしまいます。

厚生労働省のサイトにも書いてありますが、直接医療機関にはいかずにまずは保健所に相談することが感染症の流行拡大を防ぐためには重要です。

健康メモまとめ

感染症の流行を防ぐためには

感染経路をしって対応することが大切です。

健康状態を維持していることが大切です。

感染が疑われたら直接医療機関には行かないことが大切です。

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