最近咳が止まらないな。
結構長い間咳が止まらない気がする。
秋になったぐらいから咳が止まらない・・・?
咳が止まらない理由は咳喘息かもしれません。
秋になると咳が止まらないのはなぜ?
秋は咳が止まらない咳喘息の症状を訴える人が増えるようです。
咳喘息の多くはかぜに続いて起こるそうです。
通常のかぜであれば咳は1週間程度で治るものがほとんどです。
かぜの後に3〜4週間以上咳が止まらない場合は咳喘息が疑われます。
このほか止まらない咳の原因としては「気温、気圧の変化」「アレルギー物質」などが挙げられます。
気温や気圧の変化は咳の原因になります。
気温や気圧などの変化は気管支にとって刺激になります。
この刺激により気管支が炎症を起こしたりむくんだりします。
炎症やむくみのせいで気管支が過敏になり咳が出る原因になってしまいます。
アレルギー物質も咳の原因になります。
咳は体内に入り込もうとする細菌やウイルスなど異物に対する防御反応です。
アレルギー物質も異物ですので防御反応を示します。
ハウスダストなどのアレルギー物質がは秋に咳が止まらなくなる原因になります。
しかもハウスダストは秋に最も多くなります。
ハウスダストの9割は「チリダニ」と呼ばれるダニに由来しています。
チリダニの死骸やフンなどがハウスダストになります。
とくに死骸は細くなって空気宙を舞うのでアレルギーの原因になります。
このチリダニの死骸が最も多くなるのが秋です。
チリダニ梅雨から夏にかけての気温、湿度が高くなる時期に繁殖します。
繁殖して数の増えたチリダニが秋になり寿命を迎えて死にます。
チリダニの死骸が秋に増え、ハウスダストとなります。
これが止まらない咳の原因になってしまいます。
風邪や気温などの変化、アレルギーが原因の咳から続いて
咳が止まらない状態になる咳喘息になってしまいます。
咳喘息を疑うのは咳が止まらない期間の長さと時間帯。
咳喘息は咳が止まらないことが症状の特徴です。
通常の風邪であれば1週間程度で咳が止まることが多いです。
咳が止まらない期間が3〜4週間以上続いた場合は咳喘息が疑われます。
また、通常の咳を伴う風邪であれば時間帯などに関係なく咳が出ます。
喘息の咳は明け方や夜中といった特定の時間に集中的にでます。
特定の時間に集中的に咳が出る場合も咳喘息が疑われます。
咳が止まらない期間が長く続いた場合や特定の時間に咳が出る場合は
医療機関を受診するようにしましょう。
止まらない咳を予防するには?
咳が止まらないとつらいです。
つらい思いをしないためにはしっかりと予防することが大切です。
咳喘息は風邪や気温などの変化、アレルギー物質による咳から起こることが多いです。
その原因をなくすことが予防につながります。
風邪に注意する。
風邪によって気管支が炎症をおこしていると咳喘息が起こりやすくなります。
外出時はできるだけ人ごみを避けるようにするのが望ましいです。
人の多いところへ外出するときはマスクを着用するようにしましょう。
帰宅したときはしっかり「手洗い」と「うがい」をするようにしましょう。
また、規則正しい生活やバランスの良い食生活による体調管理を心がけましょう。
気温の変化に気をつける。
気温の変化は咳喘息の発作を招きます。
気温の変化には注意を払って外出時は温度調節できる服装が望ましいです。
体内に取り込む空気の急激な温度や湿度の変化を緩和するために
マスクを着用するもの効果的です。
アレルギーを起こす環境を作らない
アレルギー物質も咳を起こす原因の一つです。
ハウスダストなどを排除することは重要です。
布団や枕などの寝具を干したり室内をこまめに清掃して
アレルギー物質を除去するように心がけましょう。
健康メモまとめ
秋に咳が止まらない期間が長く続いたら咳喘息が疑われます。
3〜4週間以上咳が止まらないときは医療期間を受診しましょう。
咳喘息は風邪、気温変化、アレルギー物質が原因の咳から引き起こされます。
咳の原因をなくしてしっかり予防することを心がけましょう。