気持ちよく眠っている横でうるさいいびきをかかれると安眠妨害になります。
いびきと言えばおじさんや太った人がかくイメージがありますよね。
最近は若くて痩せているのにうるさいいびきをかいて悩む人が増えているようです。
いびきの種類には2種類あります。
いびきには発散性のいびきと習慣性のいびきがあります。
発散性のいびきはアルコールを摂取した時やストレスがたまっているときにかくいびきです。
疲れやストレスなどを寝ている間に発散させるためにいびきをかいているようです。
いびきはうるさいですが健康上に大きな心配をする必要はありません。
習慣性のいびきは寝ているときにいつもかいてしまうようないびきです。
習慣性のいびきは寝ている間の呼吸量が減ることによってかいてしまういびきです。
このいびきは放っておくと健康上に被害をもたらす可能性があるため注意が必要です。
いびきをかく原因は
習慣性のいびきの原因として太っていることや下あごが小さいこと、加齢などがあげられます。
太っていると余分な脂肪が気道まわりについて、空気の通り道が狭くなってしまいます。
また、加齢によってのどの筋肉がゆるむと空気の通り道が狭くなってしまいます。
そのため呼吸量が減りいびきをかいてしまいます。
おじさんや太っている人が寝ている間にうるさいいびきをかくのはこの理由からです。
下あごが小さいことも寝ている間のいびきの原因になります。
下あごが小さいと舌があごの内側に収まりきらず下が気道に落ち込みます。
気道が狭くなって呼吸量が減ってしまい寝ている間のいびきになります。
痩せているのにうるさいいびきをかいてしまう理由の一つがこれです。
若くて痩せているのにいびきをかく理由をもう少し詳しく
痩せているのにいびきをかく理由の一つが下あごが小さいことです。
下あごが小さい理由としては最近の食生活があります。
昔に比べてやわらかいものをたくさん食べるようになっています。
そのためあごの発達が悪くなり下あごが小さくなってしまいます。
下あごが発達しないと下あごが上あごに対して奥に下がった形になってしまうことが多いです。
いわゆるしゃくれ顔の逆の形になってしまいます。
下あごが奥に下がっていると通常でも気道が狭いのですが、寝るとさらに下あごが下がって気道を狭めてしまいます。
そのため呼吸量が減ってうるさいいびきの原因になってしまいます。
若くて痩せているのにいびきをかく原因の大きな理由は柔らかい食べ物を食べる食生活による下あごの発達不足と言えるかもしれません。
寝ている間のうるさいいびきは口呼吸が原因かも?
いびきをかく原因がわかったら周りの迷惑も考えていびきをかかないようにしたいですよね。
太っている人は痩せればいびきは改善されますので痩せることが必要でしょう。
痩せている人は太ればいいかと言えばそういうわけにもいきません。
痩せている人は下あごの発達不足が原因ですので下あごを鍛えればよいのではと言っても簡単にも行きません。
簡単にいびきをとめる方法の一つは寝ている間に口を閉じることです。
口呼吸により口を開けることで鼻呼吸の時よりも気道が狭くなってしまいます。
そのため口呼吸は鼻呼吸よりいびきをかきやすくなります。
下あごが未発達の人はあごの筋肉が弱いです。
そのため知らないうちに口が開き口呼吸になっている可能性があります。
口呼吸をやめて鼻呼吸にすると気道が広くなるため呼吸量が確保されいびきをかきにくくなります。
また、口呼吸はいびき以外にも体にとってあまり良いことではありません。
鼻呼吸の場合は鼻腔で外部から入り込んだ異物をとったり空気を加湿したりされます。
しかし、口呼吸は空気を直接体に取り込んでしまいます。
空気が直接肺に入ってしまうので風邪をひきやすくなります。
空気中に含まれるダニやほこりと言ったアレルギー物質も直接体内に取り込んでしまいます。
また、口の中が乾燥して口臭の原因にもなってしまいます。
口呼吸はやめて鼻呼吸を心掛けるようにしましょう。
と言っても寝ている間の無意識のことなので口呼吸をしてしまう可能性があります。
医療用のメディカルテープのようなもので口をとめて寝るのが良さそうです。
楽天などで意外と安く買うことができます。
3週間分で750円ぐらいです。
1日当たり35円ぐらいでなので試してみる価値はあるかもしれません。
健康メモまとめ
いびきには発散性と習慣性があり習慣性のいびきには注意が必要です。
いびきは気道が狭くなって呼吸量が減ることによって発生します。
若くて痩せている人は下あごの未発達によっていびきをかいている場合があります。
口呼吸をやめて鼻呼吸にすればいびきが改善される可能性があります。