認知症になると脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなってさまざまな障害が起こり、生活に支障が出てしまいます。
認知症は発症してしまうと完治する方法は現代医学にはないそうです。
しかし最近の研究では認知症になりにくくする方法が少しずつ分かってきています。
認知症予防には予防に効果的な生活習慣があることがわかってきました。
特に食習慣で夏に旬を迎える認知症予防に効果的な食材を紹介したいと思います。
脳に必要な栄養素の働き
脳の状態を良好に保つためには食習慣が大切だと言われています。
特に脳に必要な栄養素をじゅぶんに与えることが大切です。
脳に与えると効果的な食材は働きによって3種類に分けられます。
・脳神経に栄養を与えるもの
・脳神経の働きを助けるもの
・脳神経を守るもの
それの働きをする食材をを十分摂取する食習慣をつけ脳の状態を良好に保つことで
認知症の予防へと繋がります。
旬の食材① 枝豆
暑い夏、ビールのお供と言えば枝豆です。
枝豆には脳神経を守る働きをする葉酸が多く含まれています。
また、脳神経に栄養を与えると言われている良質のたんぱく質であるトリプトファンも多く含んでいます。
まさに認知症予防に最適な食べ物と言えます。
枝豆を食材として使用する際の注意として葉酸は光や熱に弱く、酸化しやすいです。
また、保存や調理で損失しやすいため食品が新鮮なうちに手早く調理して食べることが望ましいです。
おつまみとして出てくるゆでた枝豆などは料理時間も短く栄養は損なわれないでしょう。
枝豆単体でたべても良いですが、葉酸はビタミンB12やビタミンCと一緒に取るとより強力に働きます。
同じく夏に旬を迎えるピーマンにはビタミンCが多く含まれているのでソテーなどで合わせて食べると効果的でしょう。
旬の食材② モロヘイヤ
冬と違って葉物野菜が少なくなる中で夏に旬を迎えるモロヘイヤにも葉酸が多く含まれています。
モロヘイヤはビタミンCも豊富に含まれています。
ビタミンCには葉酸を活性型に変換させる作用があります。
モロヘイヤは自分自身で葉酸の働きを強力にする作用があると言えます。
スクランブルエッグにすると卵に含まれるトリプトファン(脳神経に栄養を与える)も一緒に摂取できます。
脳に栄養を与えつつ脳神経を守れるので認知症予防には効果的です。
旬の食材③ イワシ
イワシと言ったら冬の魚のイメージがありますが。
カタクチイワシは山口や徳島では6月ぐらいから解禁になる魚です。
地域によって旬が違い夏に旬を迎える地域もあります。
夏が旬の地域のイワシを食べるとおいしく食べれるでしょう。
イワシには脳に栄養を与える良質のたんぱく質トリプトファンと
脳に栄養を与えるDHA(オメガ3脂肪酸)が多く含まれています。
認知症予防には非常に優秀な食材と言えます。
イワシをターメリックで炒めて食べるなどすると良いと思います。
ターメリックにはクルクミンという脳神経の働きを助ける作用があります。
3つの食材を上げましたが、他にも脳の働きを良くする食材は多くあります。
普段から脳の働きを良くする食材を食べる食習慣をつけることが大切です。
健康メモまとめ
認知症の予防には効果的な食習慣が大切です。
夏に旬を迎える認知症に効果的な食材は「枝豆」「モロヘイヤ」「イワシ」です。