夏のデスクワークは冷房が効いて涼しい環境でしたいですよね。
でもずっと冷房の効いた環境でデスクワークをしているとつらい肩こりになることも。
皮膚をマッサージすると夏の冷房環境での肩こりをじんわり解消できるかもしれません。
冷房環境でのデスクワークは肩こりが起きやすい。
普段デスクワークで肩こりの人も夏に冷房環境になるとさらに肩こりがつらくなることもあります。
デスクワークではもともと肩こりは起こりやすいです。
デスクワークをしようと机に向かうとどうしても前かがみになりがちです。
前かがみになると背中が丸くなって頭が体の前のほうに来ます。
体の前のほうにくると頭の重さで背中の筋肉が伸ばされます。
伸びた筋肉を戻そうとする力が働いて背中や肩の筋肉に力が入った状態になります。
また、デスクワークは長時間同じ姿勢を続けることが多いです。
そのため背中や肩の筋肉に力が入った状態が続いてしまい、これが肩こりの原因となります。
夏の冷房環境も肩こりの原因となります。
冷房の効いた部屋に長時間いると体が冷えてしまいます。
体が冷えると血液中の老廃物が冷えて固まり血行が悪くなってしまいます。
さらに体が冷えると血管の弾力がなくなってしまい血行が悪くなってしまいます。
血行が悪くなると筋肉を硬化させる原因になるためこりが発生してしまいます。
冷房環境でのデスクワークは肩こりを起こしやすい環境と言えます。
実際に肩がこっているかどうか
実際に肩がこっているかどうかを判定する簡単な方法としてバンザイする方法があります。
バンザイのしせいで手を耳につけて、肩・腕・耳が一直線になれば肩こりはなさそうです。
腕が真上に上がらず少し前傾になって肩・腕・耳が一直線にならない人は肩こりがありそうです。
身体の凝りは筋肉が硬くなって起こると考えられるのでストレッチで筋肉を伸ばしたりマッサージで筋肉をほぐすことが多いと思います。
筋肉ではなく皮膚をマッサージすることでも凝りを解消することができます。
皮膚の動きが悪くなると肩こりの原因になります
人間の皮膚は一般的な成人で表面積がおよそ1.6m2もあり重さにすると3~6kgを占めます。
皮膚は体のほぼすべての部分をおおっており、筋肉の動きに密接に関係しています。
体を動かすには皮膚の動きが重要で、体の動きと皮膚の動きは連動しています。
例えば、体にフィットしたピチピチの服を着ると体は動きが制限されたようになり、動きにくいです。
これと同じように皮膚が動きにくいと体も動きにくくなります。
デスクワークをしていると背中が丸まって頭が体の前のほうに出てきます。
これによって筋肉が凝るのですが、同時に頭によって背中の皮膚が引っ張られてしまいます。
体が丸まると胸の皮膚が真ん中に引き寄せられてしまいます。
皮膚はつながっているので胸の皮膚が真ん中に引き寄せられると逆に背中の皮膚は引っ張られてしまいます。
背中の皮膚の負荷が大きくなってしまい肩こりの原因になってしまいます。
皮膚をマッサージしてつらい肩こりをじんわり解消
皮膚への負荷が大きくなって皮膚が動きにくくなることが肩こりの原因となってしまいます。
皮膚の動きをよくすることで肩こりを解消することができます。
・頭皮のマッサージ
頭皮の動きをよくすると頭の重さで引っ張られていた皮膚を元に戻すことができます。
まず、髪の生え際に10本の指を当てます。
次に頭皮を上に10回押し上げます。あまり早くやりすぎないようにします。1秒に1回ぐらいのペースが良いようです。
次に頭皮を押し上げた状態で10秒間キープします。
これを3~5回繰り返します。
・胸のマッサージ
体が丸まることによって引き寄せられた胸の皮膚を戻すことで背中の皮膚の負荷を元に戻すことができ、肩こりが解消します。
まず胸の上の皮膚を斜めに10回押し上げます。これも1秒に1回ぐらいのペースが良いようです。
次に皮膚を押し上げた状態で10秒キープします。
これを3~5回繰り返します。
マッサージ中は呼吸を止めないように注意しましょう。
また、力んでしまうと余計な力が入るってしまうのでリラックスして行うようにしましょう。
非常に簡単な皮膚のマッサージで肩こりがこれます。
実際にやってみると肩がじんわりしてきてつらい肩こりがずいぶんよくなったような気がします。
健康メモまとめ
デスクワークは肩こりを起こしやすいです。
冷房環境は肩こりを起こしやすいです。
皮膚の負荷は肩こりの原因になります。
皮膚の負荷をマッサージにより解消するとつらい肩こりが良くなります。