暖かくても油断禁物。春のインフルエンザに注意。

インフルエンザといった感染症は、春に暖かくなっても流行することがあるので注意が必要です。

国立感染症研究所によると(2015年)3月30日〜4月6日の一週間に約13万人がインフルエンザで医療機関を受診したそうです。

冬の病気と思いがちなインフルエンザですが、実は本州では5月ぐらいまでが流行期で、沖縄などの暖かい地域では夏の間もずっと流行することがあるそうです。

なので春はまだまだ注意が必要な病気なんです。

そもそもインフルエンザとは?

インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然あわられます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。

私が過去にかかった時には高熱と関節痛で耐え難い苦しみを味わいました・・・。

以前感染して病院を受診した際に熱が出てからどれぐらい経ったかを聞かれましたが、インフルエンザかどうかは発熱して10時間以上経過しないとわからないそうです。

発熱してすぐの検査ではわからないんですね。インフルエンザかどうかは少なくとも10時間苦しまないとわからないわけです・・・。

ちなみにインフルエンザの検査の際に鼻に綿棒のようなものを突っ込まれましたね・・・。それがきっかけかは変わりませんが急に意識が遠のいて倒れかけたのを思い出しました。。あれはなかなか辛かったです。

インフルエンザは潜伏期間というものがあり、感染してから2、3日後に発病するそうです。

ただし、インフルエンザウイルスに感染しても症状が出ない人もいるようです。

症状が出た人だけが休養しても周りに広がらないという病気ではないですし、周りにインフルエンザで休んでいる人がいないからかからない病気でもないようです。

インフルエンザのような症状が出ている場合は時期に関わらず検査をしたほうが良いかもしれません。

ワクチンはいつまで効果があるか

毎年10月になるとインフルエンザのワクチンが始まりますね。

10月に摂取したワクチンの効果は今もあるのかというのが気になります。

ちなみにインフルエンザのワクチンの効果は約5ヶ月ぐらいと言われています。

5ヶ月というと10月になってすぐにワクチンを接種した人は2月が終わったら効果がなくなるのかと思ってしまいますがそうではないようです。

「5ヶ月経ちました!効果100→0」

とはならずに、このあたりから徐々に効果が弱くなっていくということらしいです。

なので突然効果がなくなるということはなさそうです。

ちなみにワクチンはそのシーズンに流行しそうなものでA型2種類とB型1種類が選ばれるそうです。

B型はA型に比べて変異が少ないので毎年ワクチンを摂取している人はB型に関してはワクチンの効果を保持している可能性が高いようです。

インフルエンザの流行は例年A型から始まりB型へと移行していきます。そのため春の時期はB型が流行する可能性が高く、すでにワクチンを接種している人は効果が持続していると考えていいようです。

それでもインフルエンザには注意が必要

ワクチンを接種していれば春でも効果が持続している可能性が高いと言われていますが、インフルエンザのワクチン注射を受けていてもインフルエンザにはかかることはあります。

ワクチンの効果は100%ではないんですね。

ただし、ワクチンを打った状態でかかると症状が軽くなる人が多いそうです。

一般的に医療機関を受診する人で重篤な症状の人はワクチンを打っていない人が多いようです。

また、人に移す可能性としては期間としては予防接種をしていても変わらないが、ワクチンを打っておけば体内でのウイルスの増殖を抑えれるのでうつすのを抑える効果もあるようです。

春にも流行るならちょっと遅くてもワクチンを打とうかとお考えになるかもしれませんが、インフルエンザのワクチンは1月末までに廃棄する医療機関が多いそうです。

なので春にワクチンの接種は難しいようです。

インフルエンザは手洗いとうがいで予防ことが知られています。

冬は感染症に気を使ってしっかり手洗いうがいする人も春になったら油断しておろそかになるかもしれません。

春でもインフルエンザが流行する可能性があることを認識して、冬に引き続き手洗いうがいをすることが大切ですね。

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