夏になるとお腹が張って痛い。気づかないうちに水分が不足しているからかも。

暑い日が続いている時に、お腹が痛いと感じることがりませんか。

夏バテかなと思ってもご飯はしっかり食べれているし体がだるい感じもしない。

お腹が痛いのはお腹の下のほうが張っている感じがしませんか。

お腹が張って痛いのは水分不足の便秘が原因かもしれません。

夏は便秘になりやすい季節なんです。

夏の体調不良と言えば夏バテや熱中症が注目されますが、夏は便秘になりやすい季節でもあるんです。

夏と言えばご存知の通り非常に暑い季節です。

暑い夏には体温を下げるために大量の汗をかきます。

こまめに水分を摂取しているつもりでも汗の排出量は意外に多いので体の水分が不足しがちになります。

水分が不足すると便の水分も不足して硬い便になってしまいます。

硬い便は排出しづらいので、便秘になってしまいます。

そのためお腹の下のほうが張ったように痛い状態になってしまいます。

冷房の環境でも水分は失われています。

暑い環境で大量に汗により水分が排出されて水分が不足しがちになるのは想像しやすいと思います。

基本的に冷房の環境にいる人は汗をかいていないと思いがちです。

人間は暑くて温度を下げるために出す汗以外にも体の表面から水分を排出しています。

体の表面から水分を排出することを不感蒸泄(ふかんじょうせつ)と言います。

不感蒸泄は私たちが感じることなく皮膚などの体の表面から蒸散する水分のことです。

不感蒸泄は気温が上がったり、湿度が下がったりすると増える傾向にあります。

冷房の効いている環境は温度とともに湿度も下がった状態になっています。

そのため不感蒸泄の量が増えて気づかないうちに体の水分が不足状態になってしまいます。

不感蒸泄は汗のように目に見えるわけではありません。

不感蒸泄によっていつの間にか水分が不足してしまったため、汗をかいて水分が不足した時と同様に硬い便になってしまいます。

排出しづらい硬い便がお腹にたまってしまいお腹の下のほうが張ったように痛い状態になってしまいます。

体には水分が必要です。

人間の体は一般的な成人では約60~65%が水分でできています。

水分が不足すると便秘になるだけでなくその他の体調不良の原因にもなってしまいます。

人間が通常に活動する際に尿や汗などによって排出される水分は約2.5リットルと言われています。

また、一般的に食事から摂取される水分は約1リットルと言われています。

そのため一般的には一日に1.5リットル以上の水分の補給が必要だと言われています。

暑い夏の体温調整のために多くの汗が排出されたり、冷房の乾燥により不感蒸泄が増えます。

そのため排出される水分量は通常の活動時より多くなると考えられます。

水分の排出量が多いことを意識して、おおめに水分を補給するようにしたほうがよさそうです。

体の中の水分の量を不足させないようすれば便にもすいぶんがいきわたります。

便に水分がいきわたればやわらかく排出しやすくなるため便秘の解消が期待できます。

そうすればお腹の下のほうが張って痛いというのも解消されるはずです。

健康メモまとめ

暑い夏は汗により体の水分が不足しがちになります。

冷房の環境では不感蒸泄が増えて体の水分が不足しがちになります。

体の水分が不足すると便が硬くなり、排出しにくいので便秘になります。

便秘になることでお腹の下のほうが張ったように痛くなります。

夏は意識的に水分をおおめに補給して体の水分が不足しないようにすることが大切です。

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